自動車整備士の置かれている状況をもう少し理解してもらいたい

2017年6月19日自動車

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好きこそ物の上手なれ。

好きなものは熱心に努力するし、上達も早いということを表した言葉です。

好きなことになればとことんハマるし、どんどん勉強も工夫もして、嫌なことだったら上達しないので成長もありえません。

僕もそんな言葉を胸の端に留め、自動車整備士という職に就きました。

最初こそ好きで飛び込んだ世界。

しかし、イマイチ整備自体を好きになれませんでした。

別に車が好きなだけなら、別の関わり方もあるなと思ったわけです。

今回は僕が思う整備士のダメなところ、述べていきます。

整備士という職はかなり闇が深いです。

低賃金でハードワーク

かなりキツイです。

給料の割に仕事がきついってどうゆう了見だ。

こんなことを言うと、「ゆとり世代が!」とか「これだから最近の若者は」なんて声が聞こえてきそうですが、はっきり言ってそういう考えがもう古いです。

いつまで古い常識に囚われているんですか。

好きな仕事に就けたはいいですが、生活がままならないんじゃ、みんな辞めたくなります。

最初の3年くらいはいいのでしょうが、そこからやっても給料は一向に上がりません。

上がるわけがありません。

今の工業系の現実は、そういった出来高ではなく、回転率のようなものが深く関わってきます。

車検一台につき、工場に入ってくる純利益がおよそ6万ほどで、そこから法人税や人件費引かれて、半分以上が手元に残ります。

どう頑張っても1日にこなせる車検の数なんて限ってきます。

そうなると、他の部用品などで単価を上げていくしか無いんですよね。

技術職は、腕が全てみたいな風潮がありますが、それは間違いで結局どれだけ売れたかなんですよね。

どんなに精度の高い整備ができたとしても、それは売り上げには反映されず、自己満の世界で終わるだけです。

言ってしまえばある程度の技術が習得できたらそれで終わりなのが、整備士の世界。

有名なカリスマ整備士とかいますか?

実は美容師よりも表に出てこれない職業整備士。

こんなんでは、若者は憧れを抱きません。

好きだから続くは間違い

”好きこそ物の上手なれ”とは言いましたが、こと整備士に関してはそうとは言えません。

最初こそいいでしょう。

 それこそ2、3年ほどは。

なぜか転職の時期に関してよく出てくる周期がこの”3年”なんですけど、整備士の方々はこの3年のサイクルが特に強い。

その理由もやはり”給料”。

全然上がらないんですよね。

しかもこればっかりはどんなに仕事ができるようになろうとも関係ないです。

仕事のできるできないではなく、年功序列でもなく、

なぜか給料が上がらない。

こんなんでは”好き”で続けることもできませんよね。

だって、生活もかかっていますし、いずれ家庭を持ったりということを考えると、それこそ整備士じゃ養うことが難しくなるでしょう。

若いうちはまだいいでしょうが、その先を考えると不安になるでしょう。

事実、僕が前にいた工場の未婚率はやたら高かったです。

おいおい、工場長あんた独身かよ!!!

という・・・。

整備士、頭固い問題

自動車整備士という職業柄、やたらと頭の固い人が多いような気がします。

それこそ古い考えに固執したような人間が。

下積みをやたら長く積ませる制度や、自分でやったほうが早いのに、わざわざ遠くにいる下っ端を呼んで、下っ端にやらせる非効率なやり方。

よくわかからない下積み制度はただ吸収する機会を奪うだけのダメな制度。

もう完全に前の職場の愚痴がほとんどですが、なんで団塊の世代ってあんなに下積み思考なんですかね?

自分たちがそうだったからですか?

なんで自分たちがやられてたことをそのまま下にやらすのでしょうか?

悪い風潮はスッパリ消して、どんどん新しい流れを組み込んでいったほうがいいでしょう。

給料を上げて欲しかったらやめたほうがいい

最近はやたらと整備士の給料の低さや、現場環境の劣悪さがやっとフューチャーされてきたよに思いますが、それでも現実、なんら対策に動き出さないのが現状です。

近年の整備士枯渇を、若者の車離れが原因なんて言ってしまっている無能な整備振興会は、まず給料底上げの政策を打つべきでしょう。

お金と時間を最も重視しているのがほとんどで、もはや仕事に価値観を感じていない層がほとんどです。

そんな流れにおいて、いつまでも会社に従うようなやり方が通用するとは思えません。

そろそろそんな流れを、全体で変えるべき時代になっているんじゃ無いでしょうか?

アディオス。

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2017年6月19日自動車