自動車整備士の過去な労働環境について〜元自動車整備士が語る〜

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整備士の職業と言うのは「危険、汚い、きつい」という所謂”3K”の仕事で有名ですね。

かく言う僕も、元整備士として3Kであることは自覚しておりました。

自動車整備士の労働環境というのは、とても辛い環境であったことは間違いありません。

自動車整備士の劣悪な労働環境について

整備士の仕事は夏の暑い日は汗だくになって働き、冬の極寒の日は手のひび割れの痛みに耐えて仕事をします。

季節に大きく作用される仕事でありながら、工場の環境は風通しはあるものの熱気がこもり、寒い日は風がよく通る。

とまあ、典型的な劣悪労働環境下での仕事を余儀なくされます。

危険

簡単に想像できるかと思いますが、整備の仕事には常に危険がつきまといます。

失敗すれば指も無くなるレベルの仕事でもあり、危険ととなり合わせで仕事をしています。

リフトに車を上げている時に、車が落ちてくるなんて事故も、多々聞くことはありません。

汚い

整備士の知り合いがいる方は見たことがあると思いますが、彼らの手、特に指先は常に真っ黒でオイルの汚れがこびり付いています。

あのオイルの汚れって全然落ちないんですよね・・・。

整備士らしい!とか言って、そのまんまの人も結構いますが、他の人からしたら汚いですよね。

オイル汚れなので、なかなか落ちませんし。

きつい

とにかくきつい!

これは大いに感じます。特に重労働で日中はずっと動き回って力仕事していたのに、仕事が終わらないからと、残業が発生。

述べ10時間以上の労働はもはや普通でした。

毎日毎日家に帰るのは日付が変わるギリギリか変わった後か・・・。

僕の職場は田舎の方なのでみんな車で通っているので、終電だから帰らないとまずい!なんてことは絶対にありません。なので余計に残業が長引きます。

営業所によってはパワハラなども

整備士という人種は、一昔まえの体育会系が多い印象です。

そのためか、感情に任せた教育が横行しています。

頑張って仕事を覚えるだとか、根性で乗り切る。先輩の後ろから整備を観察して目で覚えるとか。

もうマニュアルなんてあってないようなものです。

僕はその上司のパワハラにより仕事を辞めてしまいました。もうほんとに変な人しかいなかった。

体で覚えさせる人がほとんどです。

労働環境の割に合わない給料

なにより整備士は給料が低いことで有名です。

毎日残業をして月間50時間の残業をしてようやく手取りで20万近くもらえます。

つまり、残業が無ければまともなお金がもらえないってことです。

一番低いときで13万とかが僕の手取りでした。

時給にするとおよそ1000円・・・

これならバイトやってた方がいいなと何度思ったことか。

合っても無かった有休

僕は某ディーラーに勤めていたのでもちろん福利厚生はありました。

そして最も期待していた有休について。

一応、自動車業界でも有休の取得は絶対になっていました。

そして僕が有休を取って家で休んでいるある日突然会社の上司から電話が掛かってきました。

「お前、今から会社来い」

呼ばれた理由は 僕の整備ミスで自業自得なのですが、休みの日に会社に出向きタイムカードも切らずにツナギに着替えて、僕は再度担当した車の整備を行いました。

そして、よくチェックしてもらい、僕のミス部分はなんとかカバーできました。

そして終わったので帰ろうとしていたところ

「お前、先輩が仕事してるのに帰んの?」

ですよね

営業所によりますけどね

まあ、このパターンは僕の営業所での一例に過ぎないので、全ての会社が当てはまるかと言ったら一概には言えないです。

ただ、会社全体的に、有休は取りづらくて更に休みもおちおち休めないというのは、だいたいの人が当てはまるかと思います。

古い考えの人が多いのが自動車整備業界だと思いました。

自動車整備士の労働環境の改善はありえるのか?

徐々に労働環境の改善に取り組んでいるところはあるようです。

国土交通省が出している資料によると、整備業界全体のイメージとしては以下のようです。

給与の低さ休暇少ない
夏の暑い日、冬の寒い日の重労働作業環境の快適さの低さ

などなど、これ以上まだまだあるので、ぜひとも興味ある方は国土交通省が出しいてる資料を読んでみるといいでしょう。

職業斡旋者等からみた自動車整備業の労働環境等に関する調査

 働いているのが辛くなったら

整備士の離職率は非常に多いらしく、上記の資料を参考にすると、職業斡旋の現場でも整備士の転職は非常に多いということがわかります。

その理由としては”給料が低い””重労働がきつい””人間関係が嫌だ”などでしょう。

昨今、整備士の離職率が増え、整備士不足が謳われていますが、逆に工場の数は増えているようです。

最近は整備士の転職も増えているようで、別の会社に移る整備士も非常に多いようです。

上記の通り、整備工場は年々増加傾向にあるので、整備士の転職であれば非常に簡単にできるのです。

自動車整備士の転職のススメ

整備士専用の転職サイトがあるのは皆さんご存知でしょうか?

「整備士JOBS」というサイトは時間の無い整備士のための転職サイトで、忙しいあなたの代わりに理想の会社を探してくれて、面接の日程までもすべて代行してくれるフルサービスの転職サイトです。

整備士JOBAS

会社探し、履歴書作成など、非常に助かるサービスがついていて、無料で転職活動を手伝ってくれます。

と、この宣伝文句にやられて僕も最初の転職はこちらのサイトを利用させてもらいました。

忙しい整備士の人に合致した非常に頼りになる転職サイトです。

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