【給料安い】整備士がなぜ給料上がらないのか?仕組みを解説していく

自動車, 自動車整備士

給料がやたらと低い職業に介護職や美容師など専門職が多いですが、その1つ整備士も含まれます。

新卒で手取り15万とか当たり前の業種で、SNSなんかでも良く給料低い自慢がされていますね

まぁそういった人たちは特に危機感も感じずにおもしろ半分でやっているんでしょうが、正直整備士をなんとなくでやっている人達はヤバいと思う。素直にヤバい

流石に3年目とかになると転職を考える人がちらほら出てくるわけだけど、それでも少ない方

今回は、整備士の給料がなぜ少ないのか、元整備士の僕が赤裸々に語っていこうと思います。

ちなみに最初のボーナス3万円でした

整備市場自体はかなり大きい

実は整備業界は自動車整備産業の市場規模は5兆円とされています。

自動車整備業界の基本 – 市場規模と収益性

これは中古車市場で約2兆円、カー用品で1兆7千円と比べると非常に大きいことがわかります。

これだけ大きいのに、なぜか整備士に還元されていない。

業界自体は儲かっているのに、なぜか整備士が儲けられない理由についてをざっとまとめました

  • 技術に対するインセンティブが無い
  • 営業の方が儲かっている

技術に対して適切なインセンティブが存在しない

まず整備士スキルに対するインセンティブや、ブランドなどが確率されていないところが原因。

美容師にはカリスマ美容師があるのに整備士にカリスマはいないし、ある一定のレベルに達すると現場を離れてフロント業務などへ移されることがほとんどです。

整備士という職業自体、会社内カーストで一番低い位置の人間がやっている事になります。

整備士のレベルがいくら高く、仕事を早く終わらせても、無限に仕事が溜まっているのでそれをさばくしかありません。

修理をした時の完成も「元に戻す」という性質上、評価がしづらいというところがあります。

営業の方が儲かる理由

営業と整備士との給料の差についてですが、これはよく問題視されています。

どの会社もそうだけど営業は非常に儲かる職業です。それはなぜか?

理由は「仕事を持ってきているから」です。

営業が売上となる仕事を持ってきて整備士がそれをこなす。

この図式的に、整備士にお金が流れづらい仕組みになっているわけです。

会社で優先順位が高く予算を組まれるのは「広告費」つまり集客に力を売れます。

サービスの質よりもまず、多くお客を入れて仕事を終わらせていったほうが利益になるから、営業の方が重要度が高くなります。

確かに儲かっているのは”整備”ですが、整備士は決められた仕事をこなしているだけで、実際に仕事を作ったのは営業なので、儲けはほとんど営業に入っていきます。

これが仕組みです。

時間=給料ではないから

時間=給料という図式は完全に消しましょう。

適切に技術に対して対価が支払う仕組みがあれば、時間=給料ではなく、仕事=給料という考えのほうが大事です。

どんなに簡単な仕事でも1日かかってしまっては生産性が悪い。こういったこともあるので、キツイ仕事を長時間しているのに、給料が低いというのが、整備士側の考えの間違いだと思います。

時給換算は大事ですが、整備士である時点でこれは保証されないです

では整備士はどうすれば稼げるのか?

整備士が稼ぐ手段は大きく分けて2つあります。

「独立」と「転職」です

独立に関しては、自分で工場を作ったり、フリーランスとして働くことです。

フリーランス整備士という働き方は、現在徐々にですが浸透してきています。

【見学してみた】一部界隈で話題の『Seibii(セイビー)』の出張整備を間近で見てきた

もしくは転職して「自動車整備士」としてではなく、飛行機などもっと金払いが良い整備の仕事に移るべきです。

整備士資格をフルに活かしたいということであれば、自動車知識を応用した仕事が最も効率がいいと考えます。

人気記事:【転職先はこう探せ】自動車整備士を辞めたい人達へ〜転職に向けての指南〜

人気記事:【就職・転職】自動車整備士・メカニックのための求人情報まとめ【整備士辞めたい】

自動車, 自動車整備士